3M(スリーエム)nano80/90
昨今の温暖化/電気代高騰をとても深刻に受け止めており、2022年9月に遮熱フィルムを施工した効果測定をレポートします。
そもそも、日本の家屋は南側に大きく掃き出し窓を取るプランが一般ですよね。
しかし、我が家・事務所に来られた方はご存じと思いますが南側に開口部は殆どありません。(南側はガルバリウム鋼板で閉ざされた要塞のようです)
しかし、我が家・事務所に来られた方はご存じと思いますが南側に開口部は殆どありません。(南側はガルバリウム鋼板で閉ざされた要塞のようです)
ですが、西側には個人的に大好きなスイスのVitraハウスをオマージュした大きな開口部を特注してしまったため、ここが断熱のダダ漏れ部となっており、南側の長細いFIX窓を合わせて遮熱フィルム施工しました。
ガラス用のフィルムは様々な種類があります。
(3Mホームページから引用)
ガラス用のフィルムの施工目的は、ガラス飛散防止、遮熱・UVカット、建物の省エネ性能のアップなどとなります。
NANOシリーズを採用
住宅ですので、意匠性(透過率)と遮熱の機能を考慮し、NANOシリーズを選択。
下の写真のように、遮熱効果が高いほど黒くなっていくので、NANO80,90で施工することにしました。
対前年比で約1900kHw削減に成功
正直、施工するまではどれだけの効果があるか正直半信半疑でしたが、結論から言うと、我が家/事務所の場合は1.5~2年で施工費を回収できるほどの威力でした。グラフを見ていただくとわかるように、冬季の放熱対策にも効果が発揮されております。
ちなみに、3Mさんではこのようなバター溶解実験を公開しています。
遮熱フィルム NANO70Sを貼付した場合、フィルムなしの場合と比較して屋内に流入する日射量を最大で約57%削減しました。これにより空調負荷を低減することができ、省エネ効果を発揮することが期待できます。
また、契約電力が実際の使用量で決定される「実量制」の場合、月間で最も大きい電力使用量(最大需要電力)を削減できるため、基本料金を削減できます。
また、契約電力が実際の使用量で決定される「実量制」の場合、月間で最も大きい電力使用量(最大需要電力)を削減できるため、基本料金を削減できます。
来月からまた電力が値上げされることのですが、ますます地球沸騰化と合わせてウクライナ戦争はじめ地政学的理由、我が国の電気代が安くなる理由は全くと言って見当たらないですよね・・・
自分でこうやって痛感しますが、節約や投資と同じように、断熱・電力リテラシーは大変大事かと思います。